不動産顧問契約の意義
現代社会における企業や個人の経済活動のなかで、財産上、特に不動産がらみの問題が発生するケースが特に増えてきています。
日頃から気軽にそのような問題を相談できる不動産の専門家がいる・いないで、財産保全上かなりの違いが出ます。いわば不動産という財産のホーム・ドクターとして日常的に不動産コンサルタントが関与していれば、いざ何かあった時にも迅速に対応することができます。また、不動産トラブルに巻き込まれないよう防ぐことも出来ます。
トラブルは時間の経過にともない巨大化・複雑化することが多く、問題になってからでは時間、費用ともに莫大となります。無駄な出費を抑えるためには、トラブルの芽を早期に発見し解消することが大切です。また、不動産関連知識が不足していたため、不利な条件で契約を締結してしまうということもあります。関連法令が多岐におよんでいるため、知らず知らずのうち不利な行為・契約を行ってしまうのです。
そのような不利益を被らないよう、当社との間で不動産コンサルタント顧問契約を締結することをお勧めいたします。当社では下記の要領にて顧問契約を御提案しています。
心配事があるようでしたら何でも早めに相談することです。近隣問題から有効活用まで、何が合理的で、関連する業法に適合するかしないかを常にチェックするために相談して下さい。気軽に相談できるコンサルタントを確保しアドバイスを求め、トラブルの芽を摘むことが有益です。また、問題によっては業界の広い人脈が役に立つこともあります。ぜひご検討ください。
当社における顧問契約のとらえ方
「何も相談することがなければ不動産顧問料は無駄ではないか」というご意見もありますが、不動産顧問契約は定期健康検診や保険とお考えになってください。
トラブルは、起こってから相談しても手遅れだったり、時間と共に問題は大きくなる場合が多かったり、解決に高額の費用がかかったりするものです。不動産顧問契約を結んでいると、ちょっとした相談なら電話で気軽にたずねることができますし、有利不利の判断が即座にでき、会社や個人の財産権利を保全ないし積極的な防衛ができます。現状・見通し(利益・損失)をできるだけ正確に把握する、長じて、紛争が起こりにくい社会の実現に寄与していくこととなります。
日ごろから財産的トラブルがおきないような努力、それこそが重要だと考えます。
顧問契約をする前に
不動産顧問契約の基本は双方の信頼関係にあります。財産としての金額が大きいだけに信頼関係が一番重要であると考えます。
それだけに、当社では顧問契約を締結するにあたって、適当と判断させて頂いた場合のみ契約をさせて頂きます。この点はあしからずご了承下さいませ。
なお、現に具体的な不動産の処分を抱えていらっしゃる方には顧問契約は向かないこともあります。この場合は、面談による相談を経て直接的な売買となる場合が多いためご留意ください。ご不明の場合はメールにてお問い合わせください。
- 顧問契約を締結する前に何度か相談をするか、何らかの案件を依頼し、その処理を見てからのご判断でかまいません。
- 顧問料が不当に高額でないか前もって確認してください。顧問料とは別に諸費用を別途請求することはあまりないのですが、遠方の場合の出張料とかは別途料金となることがあります。これら全てのサービスの対価として顧問料が適正な価格かを冷静に判断してください。
不動産顧問契約の詳細
個別の不動産相談とは違い、当社があなたの「不動産部・不動産顧問」になる契約です。
顧問契約のメリット
- いつでも不動産に関する相談を受けることができます。顧問契約の規定案件なら何度相談をされても月額顧問料以外に個別の相談料は不要です。
- 自己売買賃貸契約書の検討、添削を無料でさせていただきます。
- 不動産顧問は会社でも個人でも依頼することができます。
- 電話、メール、ファックスなどを使っても適宜相談することができます。
- 顧問契約中に不動産売買が発生の折は、その売買仲介手数料を割引いたします。不動産売買が発生した場合は、規定の手数料を割引いたします。
- 所有不動産に問題が生じたら、当社が問題解決に向け結局的関与いたします。現状や見通し(利益・損失)をできるだけ正確に把握し、対処します。
不動産顧問料
事業規模・保有不動産などを考えて具体的な金額が決まります。
- 個人…月額20,000円（税別）
- 事業者…月額30,000円（税別）
当事務所の顧問料は、不動産コンサルティング所定の報酬基準に準じています。
契約期間
原則として契約期間は1年間となります。 その後どちらかが解約の申し出をしなければ自動更新されます。
顧問料は原則月毎に、翌月分を当月末までにお支払いいただきます。
不動産個別講座
購入し易くなった不動産、売りにくくなった不動産、良くも悪くも不動産が今ほど身近になった時期はありません。
なぜ不動産で失敗するのか、そして、なぜその不動産を買うのか。不動産収益物件の購入や売却についてのご相談事をお茶でも飲みながら気軽にお伺いいたします。
例えばこんなお困りごと相談
- 相続で家の評価を知りたい。不動産査定で経済的に！
- 無料査定の依頼が、結局、不動産業者と話がこじれた。
- 幾つかある不動産を将来を考えて取捨選択、どうしたものか。
- 老後のことを考えると、大きすぎる？交通買物不便！
- ライフワークにマッチした身の丈に合った家と資産にしたい。
- お隣の軒先・塀・水道管が越境しているが、円満に何とかなる？
実施日時
週水・土曜日を中心に10:30～18:30
平日夜間 19:30～20:30
相談料金
1時間5,000円
※1案件平均1時間程度です
※仲介業務等に発展すれば差引き精算します
相談内容
不動産に関わる
購入予定物件の評価（価格の妥当性） / 資金計画（融資・残債務処理等） / 所有権・抵当権・借地権の権利関係 / 遺産・相続・後見人関係 / 離婚に伴う共有名義不動産の売却 / 立退き問題 / 所有不動産の売却にプライオリティをつけたい / 老後のことを考えると、今の家は… / 家を売る目的ではない査定は頼みにくい
その他質問等